田の神さぁの謎を解く?(拓本を取る)
市内全域のいたるところで田を見守っている「田の神さぁ」。いつ、誰が、どのような思いをこめて造り、お祀りしたのでしょうか。
残念ながら、多くの田の神さぁは、背面や台座に文字が彫られていることはなく、概ね江戸時代に作られたということが分かっているだけなのです。
では、作られた時代がまったく分からないのかというと、そうではありません。背面や台座にいろいろな文字を刻み、年号や、造り主などが刻まれている田の神さぁもいるのです。
田の神さぁの多くは田んぼのそばでじっと田を見守っていますので、長い年月の間にコケが生えたり、像自体が痛んだりしてしまっていたりします。もともと彫られていた文字も読みにくかったり、読めなくなったりしています。
そのような文字を読みやすく、また資料化するために『拓本』という方法を用います。文化課が実施した田の神さぁの拓本取りの実際を紹介します。
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![]() 背面に文字が刻まれていることは分かるのですが、コケが生えており判読が難しい。 |
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| 市指定 真角の田の神 (吾平町:真角) |
たわしなどを使って掃除します。 長年のコケは頑固です |
きれいになった背面。 すでに文字の判読は可能です。 |
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拓本取り 1(WMV動画) | 拓本取り 2(WMV動画) |
拓本を取る面に和紙を貼り、専用の墨を使って和紙に文字を写し取ります。 |
作業の様子1 縁の部分から墨を乗せていきます。 |
作業の様子2 文字がきれいに浮き上がってきました。 |
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←こちらも清掃から。土や風化で分かりづらくなっています。 ![]() 清掃終了後、先ほどと同じように紙を貼り、文字を写し取っていきます。 |
拓本取り 3(WMV動画) |
| 西目川路の田の神 (吾平町:西目川路) |
作業の様子 紙を貼り付けています。 |
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| 真角の田の神(背面) | 西目川路の田の神 台座1 | 西目川路の田の神 台座2 |
刻まれた文字の判読作業は現在実施中です。
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