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平成28年度「全国学力・学習状況調査」の結果について


  • 本調査は、義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立て、さらに、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立するために、文部科学省が毎年実施している調査です。
  • 本調査により測定できるのは学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の一側面となります。

学力調査(平成28年4月19日実施)


グラフ

学力調査について

小学6年は、平成27年度鹿児島学習定着度調査でも明らかになったように国語はA・Bどちらの問題にも大きな課題が見られます。算数のB問題にも依然として課題があります。
中学3年は、鹿児島学習定着度調査からの改善が見られたものの、依然としてどちらの教科もB問題に課題があります。思考力・判断力・表現力を高める取組に一層力を入れた授業改善に取り組みながら、基礎的・基本的内容の定着も図っていきます。
改善策について
  • 本年度は、各学校において学校教育目標を達成するための共通実践事項を定め、全教職員で共通理解し、実践を進めています。そのPDCAサイクルに学校担当指導主事がより積極的に関わり、学校の努力を支えていきたいと考えています。
  • 児童生徒質問紙や学校質問紙の結果から、本市では、授業での話合い活動そのものは増えつつありますが、児童生徒が学び合うまでの話合いになっていないことが分かります。今後、授業の中に児童生徒が対話や協働する活動を充実させ、質の高い学び合いを基本とした授業づくりを進めていきます。
  • 授業の基盤は学級にありますので、よい学びができる学級集団づくりに各学校で取り組んでいきます。
  • 思考力・判断力・表現力を高めるための「今週の1問」や県Webシステムの評価問題を授業等で効果的に活用するようにします。
  • 各中学校区において、小中連携の研修を活性化させ、9年間を見通した教育活動を推進します。
基礎的・基本的な内容の確実な定着を進めると同時に、下記の項目を授業改善の重点として取り扱うこととします。
小学校 国語科 学習した内容を、実際に活用しながら考えさせる活動の充実
算数科 示された式やグラフ、数字・図の意味について筋道を立てて説明する活動の充実
中学校 国語科 カリキュラムを工夫し、話す・聞く、まとめるといった思考・表現を伴う学び合い活動の充実
数学科 各内容について、学んだことをもとに筋道を立てて説明する活動の充実

質問紙調査から

  • 本市の子どもたちは小学6年生も中学3年生も、家でよく手伝いをしています。また、家庭でよく学校の復習をするなど、熱心に学習にも取り組んでいます。一方で基礎的・基本的内容の定着がもう一歩という状況もありますので、家庭学習の質を高めるために、学校と家庭の協力をより一層大切にしていきます。
  • 中学3年生においては学級での話合い活動が少なかったり、学級全体での取組、挑戦が少なかったりしています。学力向上には、生徒相互による学び合いが必要ですが、自分の考えを表現し、学び合うためには、生徒がお互いを理解していることや学級全体の支持的な風土が欠かせません。また、「居場所づくり」「絆づくり」の機会として、学級全員での取組は非常に効果的です。よりよい学級づくりのために学級での話合い活動等を大切にしていきます。
  • 「工夫して発表していない。」と感じている児童生徒が多く、発表することについて苦手感をもっている状況があります。自分の考えをもち、相手にしっかりと伝える学習の積み重ねを大切にしていきます。
  • これからの教育においては、児童生徒一人一人が主体的・対話的に、深く学んでいくことが大切であり、学び合いが重要です。学び合いを進めるための「適切な課題」や「揺さぶる発問」等の研究・実践を進めていきます。
  • 児童生徒が主体的に取り組み、自ら考え、判断し、表現することにより、一人一人が輝くことができるような授業や教育課程の構築に取り組んでいきます。


お問合せ
 鹿屋市 教育委員会 学校教育課
 電話:0994-31-1137