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風しんの流行発生の予防に努めましょう!

感染症情報

 今年は昨年を上回る発生状況であり、過去5年間で最も多い状況です。 特に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東エリア、兵庫県、大阪府、京都府の関西エリア、愛知県や福岡県、沖縄県を中心に、患者数が急増しています。
 定期接種対象者である小児や、今後、妊娠を希望する女性やその家族(夫)等の成人の方、 今までに風しんに感染したことがない方や予防接種歴のない方(または、感染したか予防接種をしたか不明な方)は専門医に相談し、 積極的に予防接種を受けることを検討してください。 また下記に該当するような症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。


風しんとは?

 感染者の鼻汁に含まれる風しんウイルスよる飛沫(空気)感染または接触感染により、感染します。 日本では「三日はしか」としても知られ、風しんにかかった人は免疫ができ、二度とかからないと言われますが、稀に再感染することがあります。 かつては5〜9年ごとの周期で、全国的流行がみられました。 しかし、1994年(平成6年)以降は大流行はなく、局地的流行や小流行に留まっており、今年、大都市圏を中心に大流行しています。
 風しんは、一般的には数日で治癒する疾患で、伝染力は水痘(水ぼうそう)や麻しん(はしか)より弱いが、麻しんと同様に、成人での流行が発生する可能性のある感染症です。  また、妊娠初期の妊婦が感染した場合には、『先天性風しん症候群』が大きな問題になります。
 日本では、昭和40年に沖縄で400人以上の先天性風しん症候群の児が出生し、昭和52〜54年には全国的な風しん大流行がありました。 最近では、平成11年には0名、平成12〜15年までは毎年1名の患児が報告されています。


風しんの症状は?

 潜伏期間は14〜21日で、初期症状(発疹の1〜5日前)は微熱、頭痛、倦怠感(だるさ)、鼻水、咳、痛みのないバラ色の口蓋斑点がみられます。 そして、顔や耳後部から赤い点状の紅斑が全身に広がり、発症者の約25〜50%に38〜39℃前後の発熱が見られ、 多くは発疹、発熱ともに3〜5日程度で消失します。(20〜25%には発疹がみられないこともあり。)
 また、発疹が出現する5〜10日前から数週間にわたって、耳介後部、後頭部、頸部リンパ節の腫れがみられる。 他に、結膜の軽度充血や肝機能障害が見られる場合もあります。 小児では、咽頭炎のみや感染しても無症状の感染者が約15%います。


先天性風しん症候群(CRS)とは?

 妊娠初期の女性が風しんに罹患すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児が先天風しん症候群を発生することがあります。
 妊娠中の感染時期により、重症度や症状は異なりますが、妊娠2か月以内の女性が風しんにかかると、 出生児は白内障、先天性の心臓病、難聴の2つ以上を持って生まれてくることが多く、妊娠3か月〜5か月に感染した場合でも難聴が多くみられます。
 その他、子宮内での発育が遅い、網膜の病気、緑内障、小頭症、髄膜炎、精神運動発達の遅れ、肝臓や脾臓の腫れ、血小板減少生紫斑病等の症状が認められる場合があります。


治療・予防接種について

 風しんに特効的な治療法はなく、対症療法で経過をみます。 しかし、風しんは予防接種で予防可能な疾患であることから、風しんにかかったことがなく、予防接種を受けていない方、 特に、現在16歳〜24歳を中心とした年齢層の方は法律の変わり目で接種率の低い年齢層に当たりますので、ワクチン接種をお勧めします。

現在、定期予防接種の対象となっているのは、下記のとおりです。
  • 1期−生後12か月〜生後24か月(満2歳の誕生日の前日)までの者
  • 2期−小学校入学前1年間にある者


※妊娠の可能性のある年代の女性に接種する場合は、胎児への感染を防止するため、妊娠していないことを確かめ、ワクチン接種後最低2か月間の避妊が必要です。



お問合せ
鹿屋市 健康増進課(鹿屋市保健相談センター内)
〒893-0007 鹿屋市北田町11番6号
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