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所信表明 (平成26年3月鹿屋市議会定例会 平成26年2月27日)

所信表明全文 (PDF:312KB)

本気でチャレンジ

“市民が主役の明るい未来づくり”


 平成26年3月鹿屋市議会定例会の開会にあたり、平成26年度当初予算をはじめとする諸議案の説明に先立ち、市政に関する所信の一端を申し上げ、 議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。



−はじめに−

 我が国の経済は、政府の経済政策いわゆるアベノミクスの実施により、大都市を中心に企業業績や雇用情勢が改善傾向にあり、本年2月の政府月例経済報告においても「景気は、緩やかに回復している。」との判断が示されています。

 しかしながら、急激な円安の影響や消費税増税の駆け込み需要の反動、海外景気の下振れリスクなど、今後も先行きを注視していく必要があります。

 このような中、地方自治体においては、厳しい財政運営に加え、高齢化と人口減少が同時進行する状況にあり、難しい舵取りが求められています。持続可能な地域社会を実現するためには、今こそ、地域の資源と特性を生かし、自立した活力ある地域社会を構築していかなければなりません。

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−市政運営の基本姿勢−

 このように時代が大きく変わろうとする中、鹿屋・大隅地域では、東九州自動車道、志布志港、肝属中部畑地かんがい、大隅加工技術拠点施設、佐多岬観光整備など、地域発展の基礎となる数々の社会資本整備が進められています。

 私は、この大事な時期に、いかなる課題に対しても情熱とスピード感を持ってチャレンジし、本市の未来を確かなものにすることが、市民の皆様から託された責務であると考えています。

 このため、市民の皆様と一体となり、鹿屋・大隅地域を前進させ、豊かさと温もりを実感できる “市民が主役の明るい未来づくり”に取り組んでまいる覚悟でございます。

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−市政運営の3つの基本方針と5つの戦略−

 私は、 “市民が主役の明るい未来づくり”を支える柱として、

  • 雇用と所得につながる産業おこし
  • みんなで築く安心・安全でやさしい地域づくり
  • 笑顔があふれる元気百倍の人づくり

 の3つの基本方針に基づき、5つの戦略を展開してまいりたいと考えています。


 まず、1つ目に「雇用と所得につながる産業をおこすまちづくり」については、産業の振興と雇用の場の確保による強固な経済基盤があってこそ、地域の発展と活性化が実現できると思っています。

このため、

  • 基幹産業である農業を攻めの農業に転進し、地域産業を牽引する「(仮称)かのや農業・農村戦略プラン」の策定
  • 市内の企業が製造した製品を市が購入・使用し、実績や信頼性を確立して販路拡大を図るトライアル発注制度の創設
  • 県が整備する大隅加工技術拠点施設を活用した、6次産業化の推進と食品加工企業の立地促進
  • 太陽光をはじめ、地域に賦存する木質及び家畜排泄物バイオマスや、小水力など再生可能エネルギーを活用した民間事業の促進

 など、関係者の皆様方と連携し、雇用の拡大と市民所得の向上につながる施策を展開してまいります。


 2つ目に「広域連携を積極的に推進するまちづくり」については、本市は大隅地域の中心市として、地域全体の発展を牽引していくことが必要であると考えています。

 このため、これまで以上に積極的に大隅総合開発期成会や大隅定住自立圏構想の取組など広域行政を推進し、地域に共通する課題の解決を図ってまいります。

 主な取組としては、

  • 豊富な農林水産物や豊かな自然環境、鹿屋体育大学など、大隅地域の優位性や未利用資源を掘り起こし、産学官連携による観光・スポーツ・食を通じた体験型広域観光の推進
  • 優れた食材や加工品を活用した大隅ブランドの構築と販路開拓の支援
  • 市民生活の利便性向上や交流を促進する広域交通ネットワークの充実・強化

 など、鹿屋・大隅地域の資源・特性を生かすとともに交流を促進し、地域経済の活性化と市民生活の向上に努めてまいります。


 3つ目に、「笑顔あふれる安心・安全なまちづくり」については、安心して子どもを産み、育てやすい環境をつくるとともに、すべての市民が健やかに生活することができる、人にやさしい社会を実現するため、

  • 中学生までの医療費の無償化、保育料の負担軽減、児童クラブの拡充など子育てを支える制度・環境の充実をはじめ、
  • 医療機関等と連携した産科医療体制や緊急医療体制の充実・強化
  • さらには、子どもからお年寄りまで、健康で明るい社会を目指す「(仮称)市民健康づくり条例」の制定

 などに取り組んでまいります。


 4つ目に、「心豊かに学び、地域文化を育むまちづくり」については、地域の未来を担う人材を育成するとともに、市民文化やスポーツの振興を図るため、

  • 次世代を担う子どもたちの教育環境の整備・充実
  • 地域の誇りと力を高める市民文化の振興
  • 鹿屋体育大学と市民とのスポーツや健康づくりを通じた交流の促進

 などに取り組んでまいります。


 5つ目に「安全で快適に暮らせるまちづくり」については、安心・安全な暮らしを確保するとともに、市民の皆様が地域社会活動に積極的に参加し、一人ひとりの活動の輪が地域全体に広がり、「市民が主役」のまちづくりを進めていくため、

  • 防災施設や避難体制の整備・充実など防災・減災対策の推進
  • 高齢化や過疎化に対応した持続可能な地域コミュニティの形成の促進<
  • 地域住民や町内会、NPOが主体的にまちづくりに取り組む環境づくりの推進
  • 雨水排水対策や交通安全対策、国道・幹線道路の整備促進など市民生活や企業活動を支えるインフラの整備

 などに取り組んでまいります。

 さらには、これらの実現に向け、行政の縦割りを払拭しながら、政策を的確かつ迅速に推進するため、

  • 私自らが先頭に立ってスピード感を持って公約を実行するための「(仮称)政策推進室」の設置
  • 市民と市政について積極的に意見交換を行う「本気で語ろう会」の開催
  • 民間企業経験者の職員採用をはじめ、民間の視点やノウハウの活用
  • 旧3町地域のそれぞれの特性を生かした主体的な取組に対する支援
  • 市民の皆様の市政への関心を高めるとともに、市政への参画を促すため、公約の達成度を評価・公表する制度の導入

 など、「もっと身近な、もっと熱い、もっと分かり易い」市政運営に取り組んでまいります。

 また、過疎・高齢化・人口減少社会に適応した地域づくりや、地域の資源や特性を生かした産業おこし、グローバル化する産業・経済環境への対応、地域発展を支える人材の育成、財政基盤の確立を考えると、ここ5年から10年が、鹿屋・大隅地域の将来にとって重要な時期になると認識しています。

 私は、これらの政策課題に、戦略的かつスピーディーに取り組む必要があることから、トップマネジメントを強化する副市長2人体制を検討してまいりたいと考えています。

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−むすび−

 以上、市政運営に関する所信の一端を述べさせていただきました。平成26年度の具体的な施策や事業につきましては、6月議会定例会において、施政方針として述べさせていただきたいと考えています。

 最後になりますが、私の政治の原点は、 生まれ育ったふるさとの振興、発展を叶えたいという郷土愛であります。「鹿屋市が大隅地域の将来の鍵を握る。」という強い信念の下、鹿屋市民の皆様が誇りに思えるような、すばらしいまちづくりを進めていきたいという思いでいっぱいであります。

 今後、公約に掲げました“市民が主役の明るい未来”の実現に向けて全身全霊を傾け「本気」で市政運営に取り組む所存でございます。

 市民や議員の皆様には、御指導と御理解を賜りますよう心からお願い申し上げまして、所信表明とさせていただきます。

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お問合せ
市長公室 政策推進課 (本庁3階)
〒893-8501 鹿屋市共栄町20番1号
電話:0994-31-1125 FAX:0994-42-2001
E-mail:seisaku@e-kanoya.net

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