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青年海外協力隊 下道真人氏 活動報告(2回目)

国際交流のページ

下道真人

 現在、東ティモール民主共和国で理学療法士として活動している本市出身の下道氏の青年海外協力隊員の活動状況を紹介します。
 なお、下道氏の任期終了予定は平成31年1月末となっております。

現在の活動状況について

 東ティモール共和国では、山中や山頂付近で生活している人がたくさんいます。病気になって病院に行く時、山道を車で片道2時間(車のない人は1日1〜2台あるアングナ*を使用)かけて医療施設へ行く人たちもいます。そのため、遠くて行きたがらない人、行っても手遅れになることも少なくありません。
 東ティモールでは、医療従事者内での理学療法士の認知度は低いままです。ある時、長期の看護実習生が理学療法の見学に来たので、毎日一緒にリハビリを実施しました。
 その後、彼等が患者さんに理学療法の話をしている姿を見た時、私自身のやっていることの重要性を認識でき、とても嬉しく思いました。

赴任当時との気持ち・考え方の変化について

 赴任当初は「あれもしたい」「これもしたい」とやりたいことがたくさんありました。
 しかし、活動していくうちに「これは自分のやりたいことで、現地の人にとって本当に必要なことなのか?」と考えました。その結果、「現地の人達がこれからも自分たちでやっていけるような環境作りをしよう」と考えるようになりました。

任期終了までにやり遂げたいと思っていることについて

 東ティモールでは理学療法に対する認知度が低く、理解されないことが多くあります。
 そこで、現地理学療法士と共に、活動先に入居中の患者さんやその家族に対して病気や理学療法について講習会を実施していきます。障害に対して理学療法がどのような影響をもたらすのか理解してもらいたいと考えています。
 そして、彼らが村へ帰った時に知人などへ理学療法について伝えることで、東ティモール内で理学療法が少しずつ認知されていくと考えています。

下道氏からのメッセージ

 東ティモールの人は必ず家族と暮らし、家族の繋がりを強く感じます。私自身、大学から一人暮らしをしてきたと伝えると「何で家族と暮らさないんだ!?」「両親は元気にしているのか?」と毎回聞かれます。
 日本を出て、改めて気づくことがたくさんあります。
 海外での経験は、その後の生活を良く変えてくれると思いますので、ぜひ一度海外へ行ってみてください。

アングナ*:トラックの後ろの荷台が座席になった乗り物。地方へ行く際に乗る公共の乗り物



首の据わっていなかった子供の
リハビリに努めました。

写真を撮ると、「早く見せて」と走って来ます。

セミナー風景

出張先でお別れパーティを開いてくれました。

自宅も訪問します。遠くても着実に向かいます。
東ティモールについて
  • 場所 : 東南アジアのインドネシアの近く
  • 面積 : 約14,900km2(鹿児島県の約1.6倍)
  • 人口 : 約118万人(鹿児島県の約73%)
  • 言語 : テトゥン語、ポルトガル語(国語)
  • 鹿屋市から首都までの距離 : 約12,000km
  • 主な産業 : トウモロコシ、砂糖、タバコ、綿花など


お問合せ
地域活力推進課(本庁3階)
電話:0994-31-1147 FAX:0994-42-2001
E-mail:chiiki@e-kanoya.net